印刷業界で転職が多いのは、スペシャリストが多いから!(かもしれない)

比較的、転職が多いことで知られる印刷業界。
体力仕事だからとか、労働量の割に賃金が低いからとか、いろいろとネガティブなことも言われていますが、本当でしょうか?
たしかにそれらも理由のひとつにはなっていると考えられます。しかし、そればかりではない!というのが、私の意見です。

これまで見てきたように、印刷業界は工程ごとに分業がなされ、各工程の担当者はその技術を身につけて働いています。いわば、その道のスペシャリストです。そしてその技術や経験は、自分の会社だけではなく、他社でも十分に通用する場合も多いのです。
ですから自分の持つ技術や経験をいかして、もっと良い環境で働きたい!と考える人も多いのだと思います。

実際、わたしの職場の中途採用者には、同業他社からの転職者が多くいました。なかには、業界大手と言われる印刷会社から転職してきた人もいます。
同じ印刷会社であっても、その会社の社風や文化、取扱製品、所有機材や技術、そして賃金その他の待遇など、千差万別です。自分が働きやすい環境で毎日を過ごすために、転職する人も多いのではないでしょうか。


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